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生坂村が環境省の脱炭素先行地域(第3回)に選定されました

「脱炭素先行地域」とは

脱炭素先行地域とは、国が「地域脱炭素ロードマップ」及び「地球温暖化対策計画」に基づき、2050年カーボンニュートラルに向けて、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてその他の温室効果ガス排出削減についても、我が国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域です。
 「地域脱炭素ロードマップ」では、地方自治体や地元企業・金融機関が中心となり、環境省を中心に国も積極的に支援しながら、少なくとも100か所の脱炭素先行地域を選定する予定としています。

生坂村の提案の概要

オンサイトPPAにより、太陽光発電・蓄電池を最大限導入するとともに、屋根や敷地が利用できない需要家には遊休地等を利用したオフサイトPPAにより電力を供給し、村の中心地である上生坂区において、ブドウ圃場や主要民間施設等を対象に民間裨益型自営線マイクログリッドを構築することにより、自立的な電力供給体制を確保しながら、村全域の脱炭素化を図ります。
木質ペレット工場の建設や家庭等へのペレットストーブ導入により、村内の林業構築を図るとともに、古民家脱炭素リノベーションを通じて、移住・定住施策と過疎対策を推進します。

ブドウ圃場 古民家脱炭素リノベーション 同報無線


村長コメント

本日生坂村は、環境省の第3回脱炭素先行地域の一つとして選定されました。
当村は令和4年6月に「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」を行い、令和5年2月には「生坂村脱炭素ロードマップ」を策定し、この計画に基づき、2050年までに目指す村の姿とカーボンニュートラルの実現に向けて取り組みを始めたところです。
その時に、脱炭素先行地域に選定されたことは、脱炭素ロードマップを具現化するために大変有り難いことであるとともに、目標を達成するためにオール生坂で取り組んでいかなければと身の引き締まる思いでございます。
当村がカーボンニュートラルに向けて積極的に取り組むことによって、村内の経済を活性化させるとともに、再生可能エネルギーの導入により、産業と雇用を創出し、村民の生活と地域のレジリエンスの向上を目指します。
併せて、令和4年度から取り組んでいますゼロカーボンを活用した地域づくりと村民への脱炭素型ライフスタイルの定着を目指す、いくさか「創造の森」プロジェクトも推進します。
今後も村民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、中山間地域の脱炭素化を加速する先駆者として取り組み、「実行の脱炭素ドミノ」のモデルとなりますよう頑張ってまいります。

令和5年4月28日          生坂村長  藤 澤 泰 彦

お問い合わせ

〒399-7201 長野県東筑摩郡生坂村5493番地2
生坂村役場 村づくり推進室
TEL 0263-69-3111(代表)
FAX 0263-69-3115 
E-mail kaikeikanri@vill.ikusaka.nagano.jp 
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