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生坂ハチクの会

生坂村では、人と人とのつながりで地域を盛り上げ、質の高い生活を送るための学習機会を求める声に応え、地域の伝統食作りや農産加工を中心にした女性セミナーを2007年に開催しました。その後、男性セミナーを加えて地域の活性化と自分の生活を楽しみながら地域活動に参加するきっかけ作りのためのセミナーを、県からの支援金を3年間いただき開催しました。
このセミナー終了後の修了生は、女性及び男性の任意団体として活動を始め、現在では村の活性化に大きな成果を上げています。
 そのセミナーの一つとして生坂の特産である筍(ハチク)を利用し、いわゆるメンマ風の歯ごたえを出すために村内の家庭で行っている保存方法を女性セミナーで取り上げ研究開発をし、その結果大型乾燥機を使うことで保存性を向上させ商品としての販売の可能性が出てきました。
そして県の支援金をいただき環境の整備と商品を作るグループの育成をしつつ、試作品を作り消費者の反応を調べたり高品質のための各種講座に出席したりして活動を続け、2009年信州味のコンクールにおいて奨励賞をいただくハチク商品が完成しました。
そこで2010(平成22)年に、村の特産である「ハチク」を多くの人に知っていただくために、生坂村「ハチクの会」を設立し、本格的な製造販売がスタートしました。その後も商品開発を進めて、2013年信州味のコンクールで県知事賞、2017年には旬ちゃん賞、銀座NAGANO賞と4商品の受賞をすることで、長野県下において多くの人に知られる商品となりました。
2018(平成30)年には、地域資源製品開発センターの事業を活用して、新しいパッケージ等を開発し、同年9月にオープンした道の駅「いくさかの郷」で新商品のお披露目と、会の名称も「生坂ハチクの会」と改名し、新しいPOPや独自のロゴマーク、のぼり旗が出来上がり商品価値をアップすることができました。
自立を選んだ小さな村の活性化のためには、村民全員が生涯現役で、協働精神の自覚を持っていろいろな活動に自ら参加する事が必要です。その意味において、「生坂ハチクの会」は、村内で注目される団体に成長することができました。

2020(令和2)年、新型コロナウイルス感染拡大による販売低迷の中、道の駅「いくさかの郷」を中心に生産調整をしながら危機を乗り越えてきました。2022(令和4)年には、生坂村の特産である「ハチク」をもっとアピールしブランド化する為、商品ラベル、リーフレット、POPを「竹の子」から「ハチク」に修正し、村内外へPRしています。 これからの一番の課題は次世代への事業継承ですが、今は、歩みを止めることなく前進することを目標に、販売力の強化を図って次世代に繋げられるよう頑張ります。

ハチク商品

ハチクすしの素(2合用・3合用) 
2013年第23回信州の味コンクール 県知事賞受賞

炊いたご飯に混ぜるだけで、簡単にハチクの五目ずしが出来上がります。

ハチクご飯の素(2合用・3合用) 
2017年第27回信州の味コンクール 旬ちゃん賞受賞

通常の水加減のお米に商品を混ぜるだけで、簡単にハチクの炊き込みご飯の出来上がり
(味付けは薄めです。お好みで調整してください)

ハチク味竹

ハチクを使ったメンマ風味付でそのまま召し上がれます(ラーメンのお供やおつまみに)

ハチクのきんぴら

ハチクの歯ごたえを活かした甘辛味のきんぴら
そのままで食卓にどうぞ

ハチク水煮(無漂白)

ハチクの身をピーラーで薄く剥くことで白く柔らかく加工してあります。煮物や中華料理にそのまま使えます

【ギフトセット】 生坂村のふるさと納税返礼の品として出品しています

商品は、すべて生坂村産のハチクを使い、手作り加工で一つひとつ丁寧に作っています。

生坂ハチクの会の様子

お問い合わせ

生坂村役場振興課
〒399-7201 長野県東筑摩郡生坂村5493-2
TEL 0263-69-3112